『その街のこども』観賞
大震災15年後に、神戸を離れてたかつてのこども達が、贖罪の為に故郷を訪れるロードムービー。
神戸は、学生時代によく遊びに行ったし、ヘルパー時代にも車椅子押して歩かされた街なので、
「あれ?
ルートが、ちょっとおかしいな」
と思ったけど、登場人物と同じく当時を経験している佐藤江梨子さんと森山未來くんの演技がリアルで、途中から気にせず、没頭して見てた。
メインがふたり、ふたりを同行させるキーパーソンに津田寛治さん。
佐藤江梨子(ミカ役)さんが、
「三宮から御影まで送れ(4駅分)」
「そのあと、また三宮まで戻るの付き合え」
と云い出す訳ですが、それまでもコインロッカーの料金払わせたり、なかなかにイヤな女でした(笑)。
ただ、
「歩いて行こうと思てたし。
その方が面白そうやし」
には激しく同意。
単純に、スタイル悪くて顔もずさんだったら、まんま私やなぁって思った。
うん、尼崎から御影までママチャリ飛ばした事あるし、バスなくなって、タクシー乗るお金ないって時に、駅まで4時間歩くとかも、未だにやっちゃいます。
(だから、どーしてもひとり旅が多くなるんだよぉ‼)
震災当時の映像が度々入るので、見てて辛くなる人にはオススメできませんが、ふたりが選んだ結果を含め、見守る気持ちを体感したい方はご覧になってみてはいかがでせうか。